自信のない人が自信をつける方法
「自信ないですね」
以前『学校へ行こう』というテレビ番組を観ていたら、14歳のクラシックバレエを習っている女の子が、自分のバレエについてそう答えていました。
その女の子は数々のジュニアの賞を獲得していて、所属しているバレエ教室でも特別な存在、まさに将来有望といった感じなのですが、「自分のバレエはどうですか?」というV6のメンバーの質問に、「自信ない」と答えていました。
もちろん、彼女は謙虚にそう答えたという部分もあるのでしょう。ですが、正直な気持ちでもあったと思います。
そこで番組の企画で、彼女が憧れのダンサーである中村祥子さんにレッスンを受けるために、オーストリアはウィーンへと飛びました。そこで、「自信がない」という彼女に、中村祥子さんは次のように答えました。
「あなたはとても可能性のある人です。自信をつけるためには、本番でどれだけ自分を信じられるかが大事。だからそのためには、とにかくひたすらレッスンを重ねて、練習練習を繰り返し行っていくことです」
ひたすら練習を積み重ねていくこと。それが自信をつける唯一の方法ということでした。
そういえば昔、元世界チャンピオンの辰吉さんも若手ボクサーに同じようなことを話していました。
「ええか。練習は何のためにすると思う?それはな、試合で無意識に良いパンチが繰り出せるようにするためや。意識しないでも、自然に相手にパンチが出せるために、そのために繰り返し練習するんやで。練習で出来ないことが、本番では絶対にできん。そのために、クセになるくらい繰り返し練習をする。だから練習は大切なんよ」
世界を舞台に活躍する二人は、至極当たり前のことを言っているのかも知れません。
ですが、この「当たり前のことを当たり前にできる」ということは実は、自分に自信をつけたり自分の問題を克服する上で、一番大切なことなのではないでしょうか。
自信がない人が自信をつけるためには、自信をつけるための努力が必要だということでしょう。
これは当たり前の話ですが、自信のない人は焦るばかりについつい努力をあまりしないで自信をつける方法を知りたがります。ここで、多くの人たちが落とし穴にはまります。
自信がない人が、てっとり早く自信をつける方法という発想では、本当の自信をつけることは難しいんでしょう。
「自信のない私ですが、そんな私でもハッピーライフ実践会のセミナーやカウンセリングを受ければ、自信をもてるようになるでしょうか?」
こんな質問メールがごく稀に私のところに来ます。正直、答えようがありません。
それは「あなたのレッスンを受ければ、一流のバレエダンサーになれますか?」「練習を積めば、チャンピオンになれますか?」という質問を、中村さんや辰吉さんにしているのと一緒だからです。
練習をするのは誰なのか?問題を必死に克服していくのは、一体誰なのか?
それが本当の意味でわかっていれば、絶対に出てこない質問だからです。
どんなに私の作成したセミナーを受けても、このあたりが骨身に染みてわかっている人と、頭でしかわかっていない人とでは、自ずと結果は大きく違ってくるでしょう。
自信がない人が自信をつけるためには、自信をつけるための努力と訓練を続けるしかない。いつもいつもこの言葉に帰って来れる人こそが、本当の自信をつけることができるのです。
中村さんや辰吉さんは、そんな自分の言葉を誰よりも忠実に、ひた向きに実行してきた人たち。だからこそ、その言葉には説得力がありますし、多くの人たちの心を動かしてきたのでしょう。
ただ、自信がない人が自信をつけるための努力が無駄な努力に終わらないための方法はというと・・・

